圧電型加速度センサは振動計測に広く使用されていますが、正しいデータを得るには、センサの感度を確認する必要があります。「PC-1001」は加振器、センサアンプ、振動表示部を内蔵しており、センサ感度を直読できます。また、159.15Hz、10m/s²の正弦波でセンサを加振するので、出力信号を振動計測器の校正に利用できます。
1軸加速度センサ校正器PC-1001を開発した実績と、釣合い試験器の高精度化で蓄積した技術を導入し、弊社独自の3軸加振構造を考案。困難とされていた3軸間の相互クロストークを2%以下に抑えた製品です。またPC-1001と同様に、159.15Hzの正弦波で加振するので、出力信号を振動計測器の校正器として利用できます。
型番 | PC-1001 | PC-3001 |
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加振周波数 | 159.15Hz±0.5%以下 | |
加振加速度 | 10m/s²(rms)±3% | 5m/s²(rms)±3% |
3軸間のクロストーク | − | 2%以下 |
高調波歪率 | 1%以下 | 0.5%以下 |
感度設定範囲 | 電荷出力型:0.5 〜 40pC/(m/s²)±3% | |
CCLD型:0.5 〜 40mV/(m/s²)±3% | ||
感度表示精度 | ±3% ±1 digit | |
最大センサ質量 | 120g | 50g |
電源 | Li-IonバッテリまたはACアダプタ(AC100 〜 240V±10% 50/60Hz) | |
電池寿命 | 連続加振 約1時間 | |
使用温度範囲 | −5 〜 +40°C | −5 〜 +50°C |
使用湿度範囲 | 90%RH以下 | |
質量 | 約3kg | 約7kg |
外形寸法 | 幅174mm × 奥行179mm × 高さ83.5mm | 幅239mm × 奥行287mm × 高さ130mm |