シグマ電子工業は、高精度なバランス測定器を提供し、地元企業や国内外の大手企業との取引を拡大してきました。また、技術革新にも積極的に取り組んでおり、新しい製品の開発や既存製品の改良に努めております。
特に、弊社独自の計測方式である「多速度多面法」を採用した製品は精密工学会中国四国支部から技術賞を、日本機械学会中国四国支部からは技術貢献賞を受賞し、これらの功績から「岡山・わが社の技」認定や、経済産業省から「元気なモノ作り中小企業 全国300社」にも選ばれました。
シグマ電子工業は、今後もさらなる技術革新と市場拡大を目指していきます。特に、グローバル市場への進出を強化することを重要なテーマとして掲げ、企業としての新たなステージに向けた取り組みを進めていく所存です。また私たちは地元コミュニティとのつながりを大切にしています。地域社会との連携を深め、地元の雇用創出や教育支援にも積極的に取り組むほか、地域でのイベントやプロジェクトへの参加を通じて地元住民との信頼関係を構築し、共に地域の発展を支えていきます。これからも変化する社会の中で柔軟かつ力強く進化し続ける企業として、地域と世界をつなぐ架け橋となる存在を目指します。
代表取締役 中藤智恵
私は製鉄会社の技術者として、設備の保全に従事していました。
39歳で退職後、システム設計事務所を立ち上げ、バランス計測器の開発に着手。これが現在のシグマ電子工業の始まりです。今では国内シェア6割を超えるバランサ専門メーカーとして、世界のものづくりの現場にも製品を供給できるようになりました。
顧客の要望を常に最優先し、現場で求められるバランス修正を提供するため、設計者が製造までをこなし自社で製品開発を行うことを重視しています。電子計測回路からサーボモーターの駆動制御、切削動作などNC旋盤の機能などもすべて自社で開発。非効率ではあるけれど、すべての工程を理解することで視野も広がる。仕組みを知っているからこそ、トラブルやメンテナンスの際にも素早く対応ができます。苦情の解決や顧客のお客様の要望を汲むことに力を注いできた結果、高い信頼を得ていると自負しています。
『多速度・多面法』という新たなバランス修正法を用いた「フィールドバランサ」は、低速から超高速回転域まで、運転全域を高精度に計測できるバランサとして業界で初めて製品化に至りました。従来型ではローターのある一定速度の回転下でしか計測することができなかったものが、多速度計測を行い、その結果を「最小二乗法」を利用し演算することで、運転すべての回転領域での修正を可能にしました。 この製品は現場での評価が高く、さまざまな分野から引き合いが相次ぎました。
そしてこれまでの実績が評価され、平成18年には精密工学会中四国支部技術賞を受賞。平成21年には経済産業省より「元気なモノ作り中小企業300社」にも選ばれ、さらに平成25年3月には日本機械学会中四国支部から技術貢献賞を受賞しました。
現在の状況に満足することなく、今後も製造現場で求められる製品を提供していきます。 先進的な技術で静かな機械を作りたい。振動計測機器の分野にも開発を広げ、ますます世の中で役に立つ製品が生まれることを楽しみにしています。
創業者 平野宗三郎