
今まで困難とされていたターボブロワなど、弾性ロータの効率的なバランシングを実現
・ロータ最大質量 :30kg
・最大胴径 :ø250mm
・ベルト掛け径 :ø20〜ø140mm
・軸径(ジャーナル径):ø15〜ø70mm
・軸受間隔 :150〜600mm
・駆動方式 :上方タンジェンシャルベルト駆動
・測定面数 :1〜2面(オプションで4面可能)
・到達最少比不釣合い :0.1μm
スピンドルロータ軸、ターボブロワ、クロスファン、ドライブシャフト等
従来技術では困難であった弾性ロータの釣合せを、多速度・多面法の採用で実現。本機で低速のバランシングを行うことにより、アセンブリ後に行う高速フィールドバランスの振動ピークが抑えられ、安全かつ効果的なバランシングが行えます。
・一般的な横形釣合い試験機の修正面数は2面です。
・ ところが高速ロータを2面バランシングする場合は、ロータの構造・形状を考慮して、適正な修正面を選択してバランシングしないと、曲げ振動を発生する事になります。
・ 本器は修正面数を最大4面まで拡大して、適正な修正面を自由に選択できるので、上述の問題点は容易に解決出来ます。
5.7インチカラー液晶タッチパネル
無駄を徹底的に排除したコンパクト設計
型番 | SSB-6030A | |
---|---|---|
試験体 | ロータ最大質量 | 30kg |
最大胴径 | ø250mm | |
ベルト掛け径 | ø20〜ø140mm | |
軸径(ジャーナル径) | ø15〜ø70mm | |
軸受間隔 | 150〜600mm | |
機構部 | 駆動方式 | 上方タンジェンシャルベルト駆動 |
駆動電動機 | ACサーボモータ 750W | |
試験回転数 | 500〜3,000min-1 (試験体外形寸法による) | |
振動架台 | ソフトタイプ振動架台 | |
不釣合い位置確認 | 自動位置決め機能による | |
軸受方式 | ローラ軸受 | |
計測部 | 到達最小比不釣合い | 0.1 µm |
測定面数 | 1面〜2面 (オプションのプログラム追加で1〜4面測定が可能) | |
表示器 | 5.7インチTFTカラー液晶タッチパネル | |
最小表示不釣合い | 0.01mg | |
表示方式 | 極座標表示および分力(3〜99)表示(修正おもりは付加/削除を任意に選択可能) | |
ワークデータ記憶数 | 50個(但しUSBメモリを追加することで無制限) | |
合否判定 | 管理値設定による合否判定機能 | |
電源 | 三相200V ±10% 50/60Hz | |
データ通信 | USBメモリ/USBケーブルによるバランスデータの転送(オプション) | |
その他 | 装置寸法 | 1,300mm(W)×750mm(D)×1,300mm(H) |
重量 | 約365kg(試験機本体+安全カバー+専用架台) |